瑞々しく弾けるグッド・メロディと、今にも消え入ってしまいそうな信念の灯の如き美しいギター・ノイズ。リーズ出身のギター・ポップ・バンド、ザ・ロジャーの3作目となるアルバムである。オレンジ・ジュース~ベ…
映画『(500)日のサマー』で主役を務め、日本でも人気急上昇中の女優ズーイー・デシャネル。昨年は、ブライト・アイズのコナーやマイク・モギスと組んだバンド=モンスターズ・オブ・フォークの活動で賑わせたSSWのM…
脱退/再加入と落ち着かなかったドラマーのニックに代わって、レヴォネッツのサポート・メンバーとして活躍していた女性ドラマー=リア・シャピロが加わったブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ。そしてこ…
ひねくれているように見えてまっすぐ。照れているのかと思えば素直。ベボベ初の武道館公演を収録した本作からは、そんな「終わらない思春期」真っ只中で揺れ動くリアリティが、いきいきと溢れ出している。ここでも…
宮本の歴史的名語録集に刻まれるであろう「みんな、かわいいぜえー」が飛び出した昨年のエレカシ野音20周年公演。「ロック・バンドはこうでなくてはならない」ことを教えてくれるのは彼らのライブの常だが、「ロッ…
それこそどっかの輸入盤と間違ったかと思うくらいに日本人離れした、タフでタイトなロックンロールだが、今時こんなにソリッドにストーンズ直系のロックンロール「だけ」を鳴らして2010年代の強度とスピード感を獲…
HiGE初心者からHiGE玄人まで、すなわち全ロックリスナーに向けた最新アルバム到着! これはHiGE初の「ベスト盤」などと一言で片づけられる代物ではない。2枚組で、DISC1は“黒にそめろ”などライブでの定番楽曲11…
前アルバムの先行シングルであった1stシングル“セントレイ”しかり――2ndシングル“アルクアラウンド”でまたもや大きな結果を残し、市場の空気を的確に読んだ、見事な戦略性を見せたサカナクション。絶好のタイ…
スウェーデンからは、爆発的なブロガー人気を博すアクト(ザ・ナイフ、レディオ・デプトetc)がぼこぼこ登場している一方で、90年代終わりから世界各地で根強くリスペクトされフォロワーを生み出し続けるギタポ継…
これ、です。この透き通った音色、男女ツイン・ボーカル、ドライブするギター、刻まれるビート、陰影のあるメロディ。北欧ポスト・ロック/エレクトロニカの黄金方程式を丹念に解き明かす、スウェーデン出身のデュ…
昨年9月に代官山UNITで初めて観たジョー・ボナマッサのライブは、そりゃあ凄まじいものだった。弾きまくるというよりも「間」でグルーヴを捉えるブルース・フィーリング。十代の頃から神童と噂されながら、天賦の…
元ラグワゴンのジョーイ/スナッフのダンカン/KEN YOKOYAMAという米英日のパンク・アイコンがせっかく勢揃いしているのに、爆音曲の1つもないなんて!と天を仰ぐ必要はまったくない。今作はむしろ、そんな爆音の…
09年2月に、米国のケーブルTVチャンネル・VH1の人気番組『ストーリーテラーズ』で放送されたライブ・パフォーマンスの模様を伝える作品。ストリングスを含めた生バンドによる豪華絢爛なパフォーマンスになっている…
やはりメロディの良いバンドは強い。前作から試みられていたメロディック・パンクの領域拡大は、この3rdアルバムにおいてさらに推し進められ、しかし体感スピードはむしろ飛躍的に向上している。冒頭2曲に見られる…
前作『PARADISE BLUE』は、スカパラがあえてオーセンティックなスカをテーマにするという、「スカ」を名乗ることの証明と啓蒙精神が改めて提示された力作だった。ステージ日程とリリース・ペースが共に尋常じゃな…
テレフォンズの新作は、なんとナカコープロデュース。80's色の強いエレクトロニック×ディスコは、テレフォンズの陰のあるニューウェーヴに、ナカコー特有の心地好い透明感と色気がミックスされ、すごく新鮮で良い…
横山健は勇敢だ。ポジティビティを前面に掲げ、パンク界に革命を起こしたハイスタ時代。アコースティックサウンドでパンクの概念をぶち破って見せた衝撃のソロ1stアルバム。そして武道館でのライブ――彼は常にシ…
愛っていうのは思想じゃなくて、もっと肉体的でシンプルなものだ。でも体なんていつか飽きるし飽きられる。飽きないのは、あたたかくて優しい二人の温度。その愛の温度を歌えるのは、この人しかいないんじゃないか…
忌野清志郎は多面的な才能を持つ人だった。カリスマ的なバンドマンであり、日本語ロックの文法を変えた詩人であり、80年代サブカルチャーを駆け抜けたトリックスターでもあった。そんな数ある才能の中で、シンガー…
なんと、難波章浩名義での初のフル・アルバムが発表される。ULTRA BRAiNやチベット/ダライ・ラマ支援の活動などが継続中かと思いきや、こういう新しいアクションになるとは驚きだ。ソロ名義ということはロッキン…
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