Mrs. GREEN APPLEが4月18日(水)に待望の3rdアルバム『ENSEMBLE』をリリースする。本作は彼らのこれまでの道のりや音楽性の伏線すべてを回収したかのような、真の超大作となっている。発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』では5人全員にインタビューを敢行。作品の全貌について徹底的に迫ったインタビューの中から、発言の一部を紹介する。
インタビュー=三宅正一 撮影=Chito Yoshida(AVGVST)
建築してるみたいだった。一から勉強して、一から素材集めして、みんなで分担してひとつの建物を作っていくような感じ。今までは「ジェットコースターみたいな曲を作ろう」とか、そうやってひとつのアトラクションを作っていたような感覚があった。でも、今回はもうテーマパークを作ったような感覚ですね(大森)
今までのレコーディングと比べても達成感はすごくあって。自分たちの演奏に対しても、音楽的な面でもすごく掘り下げたし、いい意味で1回1回のレコーディングが今までと違ったし、充実してましたね(若井滉斗/G)
達成感がものすごくあるのと、あらためて演奏することの楽しさに気づけたというか。「あ、音楽ってこういうことなのかな」って思えるようなアルバムができたと思います(山中綾華/Dr)
『ENSEMBLE』で表現している世界が大森元貴の表現したいことだって、この5年の内のどのタイミングで言ったとしても全然偽りのないことだと思うんですよ(藤澤涼架/Key)
“Love me, Love you”のときに元貴から「音楽的な作品を作っていきたいんだ」という提案があって、そこから「音楽的」というのがメンバーの共通認識になったからこそ、『ENSEMBLE』というアルバムを作り上げることができたんだと思いますね(髙野清宗/B)