リック・オケイセック、亡くなる直前の「最期の日々」を妻が語る。「家族だけで過ごした時間は、雲が立ち込める中でも一筋の光だった」

リック・オケイセック、亡くなる直前の「最期の日々」を妻が語る。「家族だけで過ごした時間は、雲が立ち込める中でも一筋の光だった」

現地時間9月15日、心疾患により75歳で逝去したザ・カーズのフロントマン、リック・オケイセックの妻、ポーリーナ・ポリスコワが夫の最期の日々について語っていることがわかった。

「Rolling Stone」のインタビューを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、ポーリーナはリックが手術を受けたことで、2017年に友好関係を保ちつつも別居していた2人の息子と再びひとつになれたと明かしていたという。

奇妙なことに手術には恩恵があったわ。お気に入りのテレビ番組を一緒に観たり、私が料理をしたり食事を注文したり、家族4人だけで2週間一緒に過ごせたから。雲が立ち込めるなか、それは一筋の光だったわ。


リックの最後の晩には、次男のオリバーがリックの世話をしていたという。ポーリーナがクッキーを持って夫の元に立ち寄ると、リックは「もうクッキーは食べたから明日に取っておく、痛みがあるから早くベッドで寝たい」と話したそうだ。それが、生きているリックを見た最後だったという。

その翌朝、リックの様子を見に行ったポーリーナは何かがおかしいと気づいたそうで、彼が亡くなった時のことを次のように振り返っている。

その時は、(リックが息を引き取ったことが)分かったけれど信じられなかった。夫に歩み寄ると目が少し開いていて、本当に全く動かない以外はまだ眠っているように見えたの。

実際に夫が目を覚ますのではないかと思ったし、彼の顔の前で手を振って、『ねえ。コーヒーを持ってきたわよ』と言うところだった。でも、彼の頬に触れたらまるで大理石に触っているようで、それは本当に辛かったわ。


ポーリーナは自分と2人の息子がリックに別れを告げられるよう、すぐに緊急通報することは控え、2時間ほどリックの手を握り最後の時間を過ごしたと報じられている。

なお、ザ・カーズの公式Twitterにはリックが生前最後に描いたスケッチが投稿されており、同投稿にはリックの息子によるコメントが添えられていた。

「父はたくさん落書きをしていました。父の死は突然で予期せぬものであり、胸が張り裂けるようです。昨日、家族は父の肘掛け椅子に最後の落書きを見つけました。この落書きがどれほど家族にとって意味を成すか、父は知る由もないでしょう。家族は父をとても愛していました」
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