2年分の想いを込めてJAPAN JAM 2021開催!!
ライブ&現地レポートで4日間を振り返る!
文=海津亮 レポート=小川智宏
JAPAN JAM 2021にご参加いただいた4万人の皆さん、本当にありがとうございました。
フェスがすべて消えてしまった2020年は、何度も開催中止のメッセージを出さなければいけないとても苦しい一年でした。2021年の現在も感染症の拡大は依然シリアスな状況が継続しています。
そうした中、JAPAN JAM 2021は開催を決断しました。
音楽を止めない、フェスを止めない、次に向かう何かを始めなければ、ずっとこの事態は変化しない。そうした我々の想いを、多くの参加者の皆さんと、多くの出演アーティストが支持してくれました。とても嬉しかったです。
ただ、想いや気合だけでフェス開催を前に進めることはできません。
徹底した感染症対策に基づいた会場レイアウト、運営オペレーション、そのうえで設定したルール。それらをきちんと理解し実践してくれた参加者の皆さんがJAPAN JAM 2021を成功させてくれたのだと思います。
やっとフェスが帰ってきました。
でもこれでこの先のフェス開催に確実な道が拓けたわけではありません。
参加者の皆さんのマスク越しの笑顔と、出演アーティストたちの力強く熱いパフォーマンス、それを見ていて我々はフェスを守りたいと、あらためて強く感じています。
引き続き様々な工夫の中でコロナ禍でのフェス開催を皆さんと一緒に実現させたいです。
JAPAN JAM 2021、2年分の想いが詰まった4日間をレポートします。(海津亮)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2021年7月号より抜粋)