【JAPAN最新号】sumika、新たな二通りのスタンダード、早くも完成! 両極の2曲に込められたバンドの今、そのすべてを4人で語る

【JAPAN最新号】sumika、新たな二通りのスタンダード、早くも完成! 両極の2曲に込められたバンドの今、そのすべてを4人で語る

ちゃんとライブが故郷だと言えるような場所になった。
“Shake & Shake”はライブのある未来を願って、祈って、作った曲

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』7月号にsumikaが登場!

新たな二通りのスタンダード、早くも完成!
両極の2曲に込められたsumikaの今、そのすべてを4人で語る

インタビュー=海津亮 撮影=後藤壮太郎


sumikaのキャリアの中で、おそらく後々までそのポジションを大きく変えた作品として語られるであろう3rdフルアルバム『AMUSIC』のリリースからわずか3ヶ月。圧倒的短期間で次なる一手が届いた。まさに鉄を熱いうちに叩き続けよう、という今のsumikaの攻撃的姿勢が乗り移ったかのような両A面シングルは、彼らが現在どれだけ充実した状態にあるかを明確に証明する作品となった。

過去リリースしてきたsumikaのシングル作品には明確な傾向がある。アップとスロー、光と影、はじける曲と沁みる曲など、常に音楽的にも、曲から想起されるイメージ的にも両極端の2曲をそれぞれにとってのカウンターとして提示しながら両A面としてカップリングしてきた。“ファンファーレ”に対する“春夏秋冬”、“イコール”に対する“Traveling”、あるいは逆のパターンで“願い”に対する“ハイヤーグラウンド”などあげればキリがない。今回の両A面シングルはそれをさらに推し進め、その右と左の距離が拡大した2曲だった。多幸感とスピード感が溢れ、仮想世界に入り込んだようなキラキラしたポップソング“Shake & Shake”、そして都会の苦いリアルをゆったり歌うソウルナンバー“ナイトウォーカー”。2曲の距離が広がれば広がるほど、右と左におけるスタンダード性が増していく。sumikaはすでに『AMUSIC』の先に進んでいる。(海津亮)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2021年7月号より抜粋)



【JAPAN最新号】sumika、新たな二通りのスタンダード、早くも完成! 両極の2曲に込められたバンドの今、そのすべてを4人で語る - 『ROCKIN’ON JAPAN』2021年7月号『ROCKIN’ON JAPAN』2021年7月号
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする