【JAPAN最新号】KANA-BOON、悲しみと迷いの果てでたどり着いた「生きたい」という熱い情熱。すべてを注ぎ込んだ新たな始まりのアルバム『Honey & Darling』

【JAPAN最新号】KANA-BOON、悲しみと迷いの果てでたどり着いた「生きたい」という熱い情熱。すべてを注ぎ込んだ新たな始まりのアルバム『Honey & Darling』

遠慮はないですね。2度目の人生なんで、遠慮してても仕方ないし、失礼だなと思う

現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』5月号にKANA-BOONが登場!

悲しみと迷いの果てでたどり着いた「生きたい」という熱い情熱
すべてを注ぎ込んだ新たな始まりのアルバム『Honey & Darling』

インタビュー=小川智宏 撮影=川島小鳥


すごいアルバムだ。これまでとは違う強度を持った音が鳴っている。これまでとは違う密度を持った言葉が刻まれている。谷口鮪(Vo・G)という男が、どんなことを考え、何に向き合い、そこから何を見つけ出して、この1年半を生きてきたのか。それを一滴も漏らさずに注ぎ込んだアルバム。そしてそんな谷口の思いを真正面から受け止めたメンバーが、それに対して全力で応えてみせたアルバム。つまり(谷口が言っているように)結果的にKANA-BOONというロックバンドの本当の強さを伝えるアルバムが、この『Honey & Darling』だ。もちろん、これができるまでの過程で彼らが直面した困難や苦しみを思えば「最高じゃん! やったぜ!」と万歳三唱する気分にはなれないのだが、それでも、その困難や苦しみすらもポップソングに変えてみせるこのアルバムは、これから先のKANA-BOONの未来を照らすと思う。谷口はこの作品について、「第2のデビューアルバム」という言い方をしていたが、本当にその通り。ここからまた、KANA-BOONは始まっていく。(小川智宏)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2022年5月号より抜粋)


【JAPAN最新号】KANA-BOON、悲しみと迷いの果てでたどり着いた「生きたい」という熱い情熱。すべてを注ぎ込んだ新たな始まりのアルバム『Honey & Darling』 - 『ROCKIN'ON JAPAN』2022年5月号『ROCKIN'ON JAPAN』2022年5月号
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