【JAPAN最新号】なとり、世界規模で中毒者増加中!――素性不明の19歳シンガーソングライター「なとり」、その甘くも苦い音楽世界を考える

【JAPAN最新号】なとり、世界規模で中毒者増加中!――素性不明の19歳シンガーソングライター「なとり」、その甘くも苦い音楽世界を考える
現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』1月号「Look Up!」になとりが登場!

世界規模で中毒者増加中!――素性不明の19歳シンガーソングライター「なとり」、その甘くも苦い音楽世界を考える

文=天野史彬


サウンドはとても滑らかだが緻密で、歌詞は、恍惚の背後にある退廃の影も捉えている――聴けば聴くほどに、なとりの“Overdose”は見事な曲である。哀しくて、幸せで、美しい曲だ。この曲を作った「なとり」という存在についての素性はほとんど明かされていない。しかし、彼が今年5月にTikTokにショート尺をアップした“Overdose”は大きなバズを生み、9月に初のリリース音源として配信された同曲のフル尺音源は、国内で好チャートアクションを記録。Spotify のバイラルチャートでは、ベトナム、韓国、シンガポール、タイ、マレーシアで1位を獲得するなど、楽曲は驚くべき波及力で世界に広がっている。TikTokなどを起点に未知の新人がブレイクすることはもはや珍しいことではないが、今のなとりが生み出している渦の規模は、ちょっとケタ違いだ。今、異例の勢いで世界中に中毒者を増やしているなとりの音楽が抱く力とは一体なんなのか? その秘密を考察する。(天野史彬)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年1月号より抜粋)



【JAPAN最新号】なとり、世界規模で中毒者増加中!――素性不明の19歳シンガーソングライター「なとり」、その甘くも苦い音楽世界を考える - 『ROCKIN’ON JAPAN』2023年1月号『ROCKIN’ON JAPAN』2023年1月号
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする