LINE CUBE SHIBUYAで約9年ぶりの復活ライブを行ったplenty。かけがえのないplentyらしさはそのままに、でもどこかタフになった歌とサウンドと存在感がしっかりと感じられるライブだった。本編の最後に歌われた新曲“ってかさあ”がそんな今のplentyを鮮明に表している。何も変わらない日々、動かしようのない世界、それを受け入れることへの抵抗と諦め──そんな身も蓋も出口もない思いを美しい炎のような音楽として奏でるのがplentyで、それはこの曲でも貫かれているが、「ってかさあ」という言葉が歌詞の出口に置かれていることがこれまでとは違う救いと解放の予感を曲に与えている。そして、plentyは変わらない、でも進んでいく、という今の心情もそこには重ねられているのだと思う。江沼郁弥にこの曲が生まれたいきさつを聞いた。インタビュー=山崎洋一郎 撮影=ヨシハラミズホそこで躓いてんのかってとこにずっといて、躓いた理由を考えてる。そうしたらそこに宇宙があった
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年9月号より抜粋)
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