ポール・ウェラー、新作で王室と政治家を攻撃

ポール・ウェラーが4月12日リリース予定のニュー・アルバム『ウェイク・アップ・ザ・ネイション(Wake Up The Nation)』について、収録曲の中にはイギリス王室や政治家を攻撃したものもあると語っている。

自身のオフィシャル・サイトに掲載した文章の中で、ポール・ウェラーはアルバムのタイトル曲について、「これは政治的な曲なんだ。個人的な意味合いにおいてね」と書いている。また、“ファインド・ザ・トーチ・バーン・ザ・プランズ”という曲ではイギリスの現状を歌っているという。

「テーマ的には、これはタイトル曲とつながっている」と彼は“ファインド・ザ・トーチ・バーン・ザ・プランズ”について書いている。「俺たちは自分たちの遺産と文化を取り戻すべきなんだ。ふざけた政治家や権力者たちからね。ドラムはチャールズ(この曲を手がけたエンジニア)が叩いている。この曲では俺の娘と、娘の友達も歌っている」

マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケヴィン・シールズが参加している“7+3イズ・ザ・ストライカーズ・ネーム”という曲では王室に言及しているそうだ。「歌詞の中では王室を皮肉っているところもある。あの目に見えない権力組織は今もその力を揮い続けている。何も変わっちゃいないんだ」

元ザ・ジャムのブルース・フォクストンと1982年以来初めての共演を行った“ファスト・カー・スロウ・トラフィック”については、「本物のロンドン・チューンなんだ。かなり激しいものになった」と書き、こう続けている。

「前回のツアーでこれを演奏したが、みんなかなり熱狂的に受け入れていた。この曲のブルースの演奏を聴くのは実に面白い。一瞬にしてあいつだと分かるんだ」

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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