エアロスミスのジョー・ペリーが7月16日にバイクで運転していたところ交通事故に遭っていたことがわかった。ただ、これが一歩間違ったら相当な大事故になっていたかもしれなかったことをジョーはローリング・ストーン誌に語っている。
「自分の後ろから来てた女の人が信号で止まってた俺に気付かずに全然スピードを落としてなかったんだよ。50キロくらいで突っ込んできて、そのままオカマほられたんだ。バイクはエンジンからなにからなにまで大破したんだけど、俺は青あざひとつもできなかったんだよ。まったく信じられないよ。ただ、ラッキーだったとしか言いようがないな」。気がついたら、ジョーはアスファルトの上に仰向けになっていたとのことだ。
ただ、ジョーはムチ打ち症になって背中に激しい痛みも感じていたため病院へ直行したが、ここでも大きな怪我はまったくないと診断され、レントゲンを取る必要もなかったとか。
まさに奇跡的な事故だったわけだが、実はジョーにとってバイクの事故は今回で3度目だったそう。「昔、よくアルバムに参加してもらっていたプロデューサーのジャック・ダグラスに“3回バイクの事故やったらたいしたもんだよ。もうどんなことがあっても生き延びるに違いないね”と言われたことがあってさ」とジョーは語っている。早速その週末にジャック・ダグラスに連絡を入れて、3度目のバイク事故をクリアーしたと報告したそうだ。
ただ、エアロスミスのアメリカ・ツアー開始がちょうど一週間後の7月23日に控えていただけに、本人も含めて関係者は相当冷や汗を流したに違いない。
