ニール・ヤングを支えたギターの名手、ベン・キースが他界

ニール・ヤングを支えたギターの名手、ベン・キースが他界 - ニール・ヤング 1972年作 『ハーヴェスト』ニール・ヤング 1972年作 『ハーヴェスト』

スチール・ギター演奏で特に知られ、マルチ・インストゥルメンタリストとしてニール・ヤングと40年以上にわたって演奏を重ねてきたベン・キースが他界した。死因は不明。享年73歳だった。“ハート・オブ・ゴールド”“ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド”“トゥナイツ・ザ・ナイト”“オールド・マン”などいったニールを代表する名曲の数々でベンは演奏を提供していた。

7月26日にカナダのウィニペグでライブを行ったニールもライブ中にベンへの追悼の意を明らかにした。 “オールド・マン”の演奏に入る前にニールは「この曲はベン・キースに捧げます」と語った。「ベンの魂は永遠に生き続けるでしょう。ベンは大地に戻されたのです」と言葉をかけたとローリング・ストーン誌は伝えている。

もともとナッシュヴィルでセッション・ミュージシャンとして働いていたベンは50年代、60年代にレコーディングされたさまざまカントリーの名曲のセッションに参加したことで知られている。ニールとの出会いは72年の名作『ハーヴェスト』からでこの時のセッションに参加していたベースのティム・ドラモンドからの勧めでベンもレコーディングに参加した。その後、ニールのツアーにも参加し、ニールのツアーやセッションの常連となった。

また、ニールとの人脈から70年代に入ってからはロック・ミュージシャンとのセッションも数多くこなすようになり、さらに95年にはジュエルのデビュー・アルバム『心のかけら』のプロデューサーを手掛け、500万枚を越える大ヒットとなった。ニールとはここ数年のワールド・ツアーにも同行していたが、昨年の10月に行ったチャリティ・ライブが最後の共演となった。
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