ペイヴメントのために制作された巨大ケーキの姿がついに明らかに

ペイヴメントのために制作された巨大ケーキの姿がついに明らかに

昨年11月に行われたブラジルとアルゼンチン公演をもって完結したペイヴメントの再結成ツアーだが、実は夏に行われていたニューヨークのセントラル・パークでのライブにはちょっとした土産話がついていたことが明らかになっている。

というのも、実はこのライブに人気テレビ番組の『エイス・オブ・ケイク』のスタッフが乗り込んで収録を行っていたからで、ようやくその時の回が1月20日に放映になるからだ。この番組はメリーランド州ボルチモアスにある実在のケーキ店、チャーム・シティ・ケイクスのスタッフにさまざまなオーダーを出しては、ほかに類を見ないカスタム・ケーキを見事に形にしてクライアントにお届けするというもので、このスタッフが9月に行われたセントラル・パークでのライブのバックステージに駆けつけていたのだ。

番組スタッフがセントラル・パークの現場に駆けつけていたのはライブが行われた当時もスピン誌が伝えていてこちらでも紹介したのだが、ただ、実際にはどういうカスタム・ケーキが制作されていたのかは完全にシャットアウトされていて、関係者しか知らない事実となっていた。それが番組公開直前になってわかったのは、これが巨大な馬のケーキだったこと。基本は白馬なのだが、ここにさまざまなエキセントリックな彩りがほどこされていて、なにやら、妙にペイヴメントチックな、見事な作品に仕上がっているのだ。

ちなみにこのペイヴメント企画は番組にとって本当にスペシャルな企画だったことをチャーム・シティ・ケイクスのパティシエ、ダフ・ゴールドマンは語っている。というのも、スタッフにもペイヴメントのファンが多いということもあって、ペイヴメントはチャーム・シティ・ケイクスから無料でケーキを制作してお届けすると申し出られた数少ない案件だったからだ。

「『スター・ウォーズ』のルーカスフィルム用に作ったケーキだって依頼されてやったものだったんだからね」とゴールドマンはスピン誌に語っている。「でも、これはぼくたちの方から、『あなたたちは本当にすごいと思うし、今回のライブについてはものすごく興奮しているから、ケーキを作らせてください』と申し出たものだったんだよね」。

しかし、そこにはこんな動機もまたあったとか。「それから、こうも申し出たんだよね。『もし、僭越なお願いも許していただけるのなら、ケーキを制作してお届けしたいので、ライブも観させてもらえませんでしょうか』とね」。

なお、スティーヴ・マルクマスは今後の再結成ツアーの再開の可能性について、最初に宣言したとおりの言葉を守ってもうおしまいにしたいと語っている。

ケーキとペイヴメントのご対面の図はこちらから(→http://www.spin.com/sites/spin.com/files/110118-pavement-1.jpg)

ケーキのデザイン画の画像はこちらから(→http://www.spin.com/sites/spin.com/files/110118-pavement-3.jpg)

実際のケーキの画像はこちらから(→http://www.spin.com/sites/spin.com/files/110118-pavement-2.jpg)
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