中核メンバーのジェイムス・マーサーがデンジャー・マウスとのプロジェクト、ブロークン・ベルズにいそしんでいたザ・シンズだが、バンドは8月から10月にかけてアメリカで短いツアーを敢行し、来年にかけて2007年の『ウィンシング・ザ・ナイト・アウェイ』以来となる新作を制作しリリースすると発表している。
特に今回のツアーの演目についてオフィシャル・サイトではこう説明している。「今回のセットリストはザ・シンズの待望の4枚目のアルバムからの楽曲も披露される予定で、この新作についてはジェイムス・マーサーがツアーの後に仕上げる予定」とのことだ。
バンドは2008年を最後にサブ・ポップとの契約が切れていて、新作についてはジェイムスが立ち上げたオーラル・アポセカリーからリリースされるとのことで、流通はコロンビアになるとか。
なお、ジェイムスはバンドの新体制として、ロン・ルイス、エリック・ジョンソン、ジョー・プラマーの加入を発表していたが、今回のツアーに関してはリチャード・スウィフト、ジェシカ・ドブソン、ジョー・プラマー、ユーキ・マサーがバンドを務めると明らかにしている。
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