来週開催のハシエンダ大磯フェスティバルにおいて『テリング・ストーリーズ』の全曲ライヴを行うことになっているザ・シャーラタンズだが、ヴォーカルのティム・バージェスは自身の自伝『Telling Stories』を近く刊行することになっていて、このなかで往時のでたらめぶりを自ら曝露しているとか。
ある程度ページが、進むとティムはメンバー同士で「マンハッタン・パウダード・ドーナッツ」を与え合っていたというのだが、これはスイーツでもなんでもなくて、お互いの肛門の中にコカインを吹き込むことを意味していたという。
「やがてぼくたちはお互いの肛門にコカインを吹き込んでいくやり方を発見したんだ。ついに明らかにしてしまったけど。でも、ぼくたちが何もこれを発明したとか、そういうことではないんだ。ただ、今じゃこういうことをやる人がめっきりいなくなったっていうことなんだよ」
ただ、メンバー全員がこの趣向に耽っていたわけではないとティムはこう説明している。「『マンハッタン・パウダード・ドーナッツ』と呼ばれた、このかなり高パフォーマンスな行事にバンド全員が従事していたわけではないんだ。でも、ぼくはやる人、やられる人どちらもやったね。人はよく、与えられるより与える方が幸いであると言うけれども、でも、マジな話、この場合、与える人はあんまりいい思いはしないよ」。
ティムの自伝『Telling Stories』は4月26日に刊行される。
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