ザ・シャーラタンズの「デビュー32周年」(コロナのせいで2年遅れに)記念ツアーで4年ぶりの来日を果たしたティム・バージェス。アニバーサリーに相応しいオールタイムベスト的なセットと、彼らの生涯現役なエナジーが一体となったライブはもちろん素晴らしかったが、ティム個人もまたこの2022年に大充実の季節を迎えていた。
9月リリースのソロ新作『ティピカル・ミュージック』は全22曲収録と破格のボリューム&サウンドバラエティだったし、彼がパンデミック初期から積極的に主催してきた「Twitterリスニングパーティー」は、オアシスやブラーらビッグネームも参加するファン垂涎の恒例イベントと化している。
若々しくチャーミングな佇まいのティムはとてもノエル・ギャラガーと同い年(55歳)には見えないが、マッドチェスタームーブメントの数少ないサバイバーである彼は紛うことなきUKレジェンドでもある。
今回の来日インタビューは「今」と「これまで」が互角に作用して象られていく、ティム・バージェスというユニークなレジェンドに迫るものになっている。ぜひお楽しみに。(粉川しの)
ザ・シャーラタンズ:ティム・バージェスのインタビューは、11/7(月)発売のロッキング・オン12月号に掲載します