ザ・シャーラタンズのドラマーで8月13日に脳腫瘍のため44歳で亡くなったジョン・ブルックスを悼み、ティム・バージェスが「NME.com」のブログに追悼文を寄せている。
ティムはこの追悼文の中で「僕らは先週、兄弟であり、友達であり、バンド・メンバーであり、そして僕らの人生の大きな部分を占めていた人を亡くした」と綴っている。また、ティムによると、ジョンの死を受けてバンドの元には世界中のファンから多くの励ましと哀悼のメッセージが届いたという。
「僕らは世界中のファン、ジョンの思い出をシェアしているたくさんのファンの人たちからメッセージをもらったんだ。中にはかつてジョンにドラム・キッドを借りたっていう子供もいたし、ジョンの影響を受けたドラマーの人もいた。でも何よりも、ほとんどの人がジョンは彼らがこれまで出会った中で最もフレンドリーで、面白くて、思いやりのある人物のひとりだった、って言うんだ」
ティムのブログの追悼文の全文はこちらから。
http://www.nme.com/blogs/nme-blogs/the-charlatans-tim-burgess-remembers-jon-brookes
ジョン・ブルックスは2010年に米フィラデルフィアでの公演中にステージで昏倒し、後に脳腫瘍を患っていることが判明した。しばらく療養を続けた後、いくつもの化学療法や放射線療法を続けながらブルックスは再びバンドに復帰したが、2012年9月に再発し、今年7月に再手術を受けていた。
バンドのスポークスマンは今朝(UK時間8月13日朝)にブルックスが病院で安らかに息を引き取ったことを認めた。彼の家族が最後を見取ったという。