先頃、かつて雇っていた弁護士から起こされていた名誉毀損訴訟で勝訴を勝ち取ったコートニー・ラヴだが、またしても訴訟を起こされたことが明らかになっている。
今回の相手は依存症治療の専門家でもあるという精神科医のエデウィン・ラトゥシュで、2010年11月まで遡る48250ドル(約496万円)の未払い金と遅延損害金、経費、弁護士費用の支払いを要求されている。
また、訴状の中では「契約義務違反、未払い金の支払いや負債の返済」などを求めているが、コートニーとラトゥシュとの間の具体的な関係は明らかになっていない。コートニーは数週間のうちに出廷しない場合、支払い強制措置を受けるという。
さらにコートニーはファッション・デザイナーのドーン・シモランキールを相手にもう1件名誉毀損関連の係争で敗訴している。コートニーはシモランキールについて「ドラッグの売人の売春婦で過去に暴行罪の前科がある」とツイートしたことや、ラジオ番組でそう語ったことにより名誉毀損で訴えられ、2011年に敗訴したため損害賠償として43万ドル(約4430万円)もの支払いを裁判所から命ぜられることになっていた。
しかし、この時の訴訟が訴えの目的化した訴えでコートニーに痛手を与えることだけが目的だった(威嚇訴訟)ため、訴えとして無効だとしてコートニーは訴えていたが、2月20日に裁判所はコートニーの訴えを棄却している。