キュウソネコカミは少しずつ世界を変える

キュウソネコカミは少しずつ世界を変える
キュウソは、病的なまでに正直で「まとも」な感性をどんな状況でも保つことを貫いているバンド。
それゆえ一見、ちっちゃなメッセージばかりを伝えているバンドに見える。
今日もいくつか新曲を披露して、文字通りちっちゃなモチーフの曲もあれば、バカでっかいモチーフの曲もあったのだが、いずれにせよあまりにも手触りが身近なので、大きなメッセージを持つ曲には聴こえない。
では、キュウソのライブや音源は何も世界を変えていないのか?
僕は、聴いた人の実生活の何かをすごく良い方向に変えているんじゃないかと思う。

今回の幕張メッセイベントホールとインテックス大阪のライブで、彼らは「確実に会場をお客さんで埋めること」よりも「確実に観たい人が観れること」を優先して、それぞれ2デイズを選んだ。
その結果、大盛況の入りではあったがソールドアウトはならず。
今日の出口にも、写真のような看板が出ることになったわけだが、このように正直に、自分たちの思う「まとも」な道を貫いていくのがキュウソネコカミなのだろう。

というわけなので明日のチケット、まだあるようです。
絶対楽しいのはもちろん、あなたの実生活を何か良い方向に変えるものをくれる、今のキュウソのすべてが詰まったライブであることを保証します。(古河)
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