まさに本日、第7話が放送されたばかりのアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』。『ガンダム』シリーズ7年ぶりの新作、そして『ガンダム』史上初の女性主人公などなど、放送前から話題を呼んでいた本作ですが、従来のガンダムファンにはもちろん、『水星の魔女』で初めて『ガンダム』作品に触れたという人にも深く刺さる一作です。
発売中のCUT12月号では、そんな『水星の魔女』のオープニング楽曲を手がけたYOASOBIへのインタビューを敢行しました!
『水星の魔女』の構成・脚本を担う大河内一楼さんが書き下ろした小説『ゆりかごの星』を原作にして生まれた“祝福”。Ayaseさんとikuraさんのおふたりに、“祝福”がどのように生まれたのかを聞きました。
以下、インタビュー内容を一部抜粋してご紹介します。
どのように作っていくか、というところが実は一番の難関で。『ガンダム』というものに対して漠然と持っている音のイメージ──スペース感のあるサウンドとか疾走感とか──はあったんですけど、今回は“『ガンダム』の曲“ではなくて“『水星の魔女』の曲”を作るので、まず今作に対して深く向き合わなきゃいけなくて。だから本当にたくさんの資料を読ませていただきました。完成前の脚本にも目を通させていただいて、まずどこを軸に何をテーマに作っていくのか、その第一段階の設定にすごく時間がかかりましたね(Ayase)
楽曲を歌う時はいつも、原作の小説からイメージを膨らませて、音楽に一番合った声色のニュアンスを探っていくんですけど、今回はストレートに表現するのが一番いいなと思ったんです。とにかく小説を読んで思ったままに、主人公が自分の道を切り拓いていく姿のかっこよさとか、強い意志が見えるように歌えればいいなあって(ikura)
いち視聴者として、毎週『水星の魔女』オンエアも楽しみにしているというおふたり。それぞれ気になるキャラクターについても伺っているので、ぜひ誌面をチェックしてみてください。作品の革新的でオルタナティブな世界観に合わせた撮り下ろしショットも必見です!(山下茜)
CUT12月号は現在以下にて購入可能です。