解き放たれたBOMIのリリースパーティー

解き放たれたBOMIのリリースパーティー
1年半ぶりのアルバム『BORN IN THE U.S.A』をリリースしたBOMIのリリースパーティー@WWW。
ふぇのたす、清竜人25という、BOMI自らが大好きで声をかけた2組がラインナップされ、彼女のDIYな活動に即したイベントになった。

ホストのBOMI。
前作のリリースからの1年半の間には、様々な別れがあった。
「レコード会社も辞めたし、事務所も辞めた。ゼロにしてリセットしたかった」とMCで説明しつつ、何もない状態からアルバムリリースとリリースライブにいたるまでの思いを感極まりつつ必死で伝えていた。
だからこそ、いつリリースできるか全くわからなかった新曲たちを愛おしそうに鳴らし、またたくさんの人が集まったリリースライブができることへの喜びを全身から放っていた。
「私を自由にしてくれた曲」と前置きし、たくさんの別れを超えて未来に向かっていこうとする“さよならミゼラブル”を本編ラストに披露。

欧米のインディーポップへの愛情がこもったサウンドは、「今」の空気がばっちりとじこめられていて、とてもスマート。
その中で、BOMIのポップでバウンシーな歌がタフに鳴るというマッチングはとても良い。
こっからBOMI、まだまだおもしろくなりそう。

↓こちら、アルバムのリード曲“月曜のメランコリー”。
作曲は津野米咲(赤い公園)、ベースはハマ・オカモト(OKAMOTO'S)。
何度か書いてるけど、フリーキー極まりない音の中だからこそ、BOMIの歌の強い魅力が際立ってる。


(小松)
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