2016年のロックシーンにおいて勢いを増し続けている3人組、新潟県上越市出身のMy Hair is Bad。
毎日のように全国でライブを繰り広げ、その真ん中で、フロントマン・椎木知仁は自身の恋愛体験や日々の生活の破片を撒き散らしながら、声を涸らして叫んでいる。
なぜ彼は自分の中身をこれほどまでに赤裸々にさらけ出すのか?
なぜ彼は元カノに異常なまでに執着し、それについて歌うのか?
アルバム『woman's』のリリースを前に、そのすべてを暴く『ROCKIN'ON JAPAN』11月号のインタビューから、発言の一部をお届けする。
●ふだんゲームで遊んでる子たちが、こういう本なら読めるかもっていうような位置のアルバムにしたいとは思ってました。そういう人たちにもわかってもらえるものが作れる気持ちはあったのに、『時代をあつめて』を出したから、ちょっとこじれたかなとも思ってて
●今はアルバム作るのも終わって、ライブとかの予定だけがあって。変わる前の自分でいる感覚がすごくある。今年で初期が終わる感じがするな。アルバムは第一章の終わりだっていう。上手に終わらせられたなと思う
●他のバンドと変わんないと思うんですよね、見え方は。でも、一歩入ってきたら、意外と大きいものと大きいものの隙間にいるのが自分たちっていう感じがしてて。それがバンドの強みっていうか。変なんですよね。でも変な位置にいるだけで、まっすぐやってるんですけどね
●恋愛していても、孤独というか、こっち見てもらってないなと思う瞬間のほうが多い。すぐ卑屈になる、好きになってる時のほうが
●椎木、何人いるんだろうなって。ライブしてる時の椎木と、曲作ってる時の椎木と、全部抜きにした俺と。みんなライブやってる時の椎木になりたいって思いながら、曲書いたり、詞書いてる椎木は仕事熱心に頑張ってるし。俺は、そのふたりの邪魔になんないように、彼女と別れたり(笑)
続きは発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』11月号で!
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143342
My Hair is Bad・椎木知仁とは何者か? その本質を暴く
2016.10.04 18:30