yahyelの素晴らしい1stアルバム『Flesh and Blood』のリリースパーティー。
チケット完売のWWWは、今東京で何が起きてるのか目撃しようという高揚感が充満していた。
よくジェイムス・ブレイクが引き合いに出される、ポストタブステップ以降、オルタナR&Bの系譜のサウンドだが、
以前観たライブに比べ、ものすごく躍動的になっていた。
ヴォーカル池貝、すごくアグレッシブに踊りまくるし、歌の迫力がかなり増した。
ドラム、VJもいる5人編成。
一時間強のライブは、yahyelの強い武器である映像も抜群に良く、あっという間だった。
音のひとつひとつがすごく太いし、メッセージがあった。
池貝は曲順について「“Kill Me”で始まって“Why”で終わるってひどいバンドだなと思うけど(笑)。
これが僕らの世代のリアルだと思うので」
とさらりとyahyelと時代の本質を口にしていたけど、
昨年結成したばかりで、メンバーはまだ20代前半。
音、そして少なめのMCには、今鳴らすべき音とは何かという強い使命感が宿っていて、
すごくワクワクした。(小松)
yahyelの1stアルバム『Flesh and Blood』のリリースパーティーを観た
2016.12.17 00:06