SEKAI NO OWARIが約9ヶ月ぶりにリリースするシングル『RAIN』は、ポップで美しい最高峰のセカオワバラードである。4人は今何を思い、この曲にいかなる願いを託したのか。そして、彼らの魔法はいったいどこから来たのか。シングル&ライブヒストリーインタビュー2本立てですべてを語る。『ROCKIN’ON JAPAN』8月号から発言の一部をお届けする。
●僕の中ではどう作ったかわからないぐらい、『メアリと魔女の花』のストーリーを観た時に、その中にあった感じだったんで。映画に引き出されて、映画が俺を通じて作ったって感じですかね。だから僕はほぼなんもしてないっていうか。映画が、俺というフィルターを通っただけで、僕はほぼ生きていただけなので(Fukase/Vo・G)
●Fukaseのボーカルとピアノがトーンって鳴る感じが自分の中であって。で、その感覚をみんなも共有してくれて。このAメロにすごく引きつけられたんですけど、苦しめられもしたっていう(笑)(Nakajin/G)
●私はひとりだったら、つらいことを乗り越えられる気がしない。「みんながいるから頑張ろう」って思うことがたくさんあって。曲よりもメンバーが大事だから、そのリスペクトで大切にしてるっていうもので曲を作ってるから。それがうちのきっと良さ、昔から(Saori/Piano)
●長く続けば続くほど、より共通言語が増えていくのと一緒で、よりスムーズになっていくでしょうし。だから、スタジオの作業でもいろいろ実験したりする余裕が生まれたのかなと。“スターゲイザー”のRECは、あれもやってみよう、これもじゃあやってみようみたいな感じでした(DJ LOVE/DJ)
●単純に、同じようなことやっててもおもしろくないだろっていう、いつだってシンプルな動機ですよね。それはエンターテインメントっていう言葉を掲げた日からずっと、変わってないですね(Fukase)
続きは発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』8月号で!
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143796
SEKAI NO OWARIの魔法はなぜ解けないのか? そのすべてに迫る
2017.06.30 16:10