PEOPLE 1のライブが凄いことになっている! #PSTFW ツアー千秋楽を観た。そしてアリーナへ!

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昨晩千秋楽を迎えたPEOPLE 1のSSツアー「PEOPLE SAVE THE F×××ING WORLD」を観て、バンドとしての実に凄まじい進化にぶったまげてしまった。

PEOPLE 1が元来(サポートメンバーを含めて)高い演奏力を持っているのはもちろんわかっていたし、声出し解禁後初のツアーのしかも最終日ということもあって、お客さんのボルテージが最高潮に達するであろうことももちろん想像していた。が、そういう予想を上回るエネルギーとパワーが昨日のZepp Diver Cityにはあった。

その根源にあったのは何かと考えると、「バンドとして」の自信と覚悟、みたいなものだったんじゃないかと思う。

PEOPLE 1は実に多彩な楽曲を有しているバンドで、たとえばフェスのように短い持ち時間のライブだと、セットリストにどの曲をチョイスするかによって、バンドの見え方は結構変わってくる。前回の「嘘だらけのPEOPLE 1」のツアーは、その多彩なジャンル感をある種チャプターで見せていくような構成で、そこに私は映画のようなエンターテインメント性を感じたりもした。一方今回は(大まかにDeuボーカルパート、Itoボーカルパートという構成は感じつつも)いろんなタイプの楽曲がまぜこぜに、代わる代わる飛び出してくるようなセットリスト。それは翻って「このメンバーで演奏してるってことがPEOPLE 1の根幹なんだ」という自信の表れのようでもあって、圧倒的な肉体性と音によるコミュニケーション、まさに「ライブ」としか形容詞がたいエンターテインメントだった。

Deuは「自分たちはネットの片隅で生まれたバンドで、ライブバンドではない。ライブは、音楽を表現するためのひとつのツール」といった主旨のことをMCで語っていたが、そのMCを聞くまでずっと私の頭の中にあったのは「PEOPLE 1、ライブバンドとしてすっごい進化してるなあ」という感動だった。Deuが言うように音楽の楽しみ方はさまざまだが、「ライブ」という直接的な表現方法の強さがどんどん増しているPEOPLE 1は、ここからもっともっと多くの人を巻き込んで、世界をひっくり返していくのだと思う。

などと考えていたら、秋から内容の異なる2本のツアーを同時進行させること、その最終地点は初のアリーナ公演になるというニュースが発表された!

PEOPLE 1のライブが凄いことになっている! #PSTFW ツアー千秋楽を観た。そしてアリーナへ!

ライブバンドじゃないPEOPLE 1が、ライブを通してバンドとして進化していくその道のりを、今後もJAPANは追いかけていきます!(安田季那子)

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