ついに昨日、観てしまった。もはや「太陽をつかんでしまった」くらいの勢いで言っておきたい。『ミッシェル・ガン・エレファント THEE MOVIE -LAST HEAVEN031011-』。ものすごいロックンロール・ドキュメンタリー・ムービー。あのラストライヴの瞬間に居合わせたかとか、ミッシェルがどのくらい好きかとか、もう関係ないと思う。ロックンロールがどこまで、瞬間的に燃え上がることが出来るのか、電撃のようなインパクトで聴く奴の鼓膜をぶん殴ることが出来るのか、その限界を一度でも知りたいと思ったすべてのロック・リスナーが観ておくべき、歴史的な記録。ラスト・ライヴならDVDで観てるよ、という人も、4人の瞳孔の開き方から指先の震え、滴り落ちる汗の雫の光り方まで、細部を伝える情報量がハンパではない。たとえ同じステージに立っていたとしても体験不可能なヴァーチャル・ライヴ。頭のしびれがおさまらない。試写室で泣いてる人ももちろんいた。
19日発売のJAPANでは、ミッシェル特集は全22ページ。もう校了寸前だけど、映画を観て山崎も僕もさらに心にギヤが入った。レイアウトも変わった。猛烈にカッコいいページができつつあります。お楽しみに!(松村)