鶴のライヴと新アルバム

鶴のライヴと新アルバム

もうライヴレポートがUPされているけど、先週の金曜日は鶴のツアーファイナルを観た。
レポートでは書かれていない、2日目のほうだ。UST(ユーストリーム)の生中継があったから、1日目にやった”真夏の果実”みたいなカヴァー曲はなし。
そしてアコースティック・セットもなし。そう書くと、なんだか2日目のほうが損してるみたいに見えるけど、全然そんなことはない、いいライヴだった。

自分は1日目を観たわけじゃないからはっきり言えないけど、他に大きく違っていたのは、曲順。新アルバム『期待CD』収録の”弾丸ライナー”で始まって、基本的にガンガン上げていく流れ。新曲もどんどん出しながら、最後なんだから思いっきり盛り上げますよ〜!という気持ちいいスタンス。もちろん、随所に鶴らしい笑いも山ほどある。ちなみに1日目はどんくん(Dr)がパーソナリティ役だったというオープニングのラジオ風ミニコントは、2日目は神田(B)がパーソナリティ役。とにかく、芸が細かい上に、3人が3人、決して外さない何かを持っている。いつ観てもすごいバンドだ、鶴。

ちなみに次のJAPANでは、3人に新アルバム『期待CD』についてがっちり訊いた記事が載ります。

最近の鶴は、曲がどんどん、直球のメッセージを照れずに乗せたものになっている。その結果、アルバムはおふざけの度合いも増して、笑ったり泣いたり、濃度150%増しの熱いものに仕上がっている。それって、なんで?というインタヴューをしています。お楽しみに!(松村)
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