Kjを下北で撮った理由

11月3日にニューシングル『SPIRIT OF PROGRESS E.P.』をリリースすることが本日、発表されたDRAGON ASH。

先日、下北沢でKjを撮影したのは、そのシングル取材のため。
下北沢でKj、意外と思う人もいるでしょうか?
ファンの中には敏感に、その理由を察知した人もいることでしょう。

JAPANは、今回のシングルのリードトラックの1曲″ROCK BAND"を特に徹底応援する。
既にROCK IN JAPANも含むいくつかのフェスで披露し、閃光ライオット2010のテーマソングとして耳にした人も多いであろうこの曲は、既にリリース前から大きな話題になっている。
山嵐のSATOSHIとGNz-WORDのKO-JI ZERO THREEをフィーチャーしたストレートなミクスチャー・ロックスタイルのこの曲において、Kjは、自らの歌うヴァースでハイティーンの頃のことを歌っている。
主に下北沢のライヴハウスを中心に活動し、ギターやエフェクターボックスを誇らしげに抱えて歩いていた頃のことを、SHELTERやQUEといった具体的な名前を挙げながら歌っている。
また後半のヴァースでは、それをバンドマンの一生の歌へと力強く広げてみせる。

『Buzz Songs』の頃を思い出させるような、最もDRAGON ASHらしい瑞々しい表現方法で、今までのキャリアと音楽性のすべてを包み込み、それをまっすぐ突き刺さるメッセージとして放った名曲だ。
Kjを下北で撮った理由
ところで、ふと思い出したのだが彼らは10代の頃、ピートベストやトライセラトップスとイベントを共にすることが多かったことから交友が深くて、JAPANでピートの田辺くんとトライセラの林くんとKjの3人で麻雀しているだけの写真を6ページ掲載するという異様なページを作ったことがあった。
1999年の2月号でした。(古河)
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