移籍後2枚目となるシングル『クライシスモメント』を10/6にリリースするMERRY。
次号bridgeで、ヴォーカルのガラに取材してきた。
『クライシスモメント』は、カップリングを含めて圧倒的な「哀しみ」に満ちた1枚。
表現者・ガラの哀しみの根底はどこにあるのか、じっくり訊いてきた。
前シングルのタイミングでJAPANでインタヴューした時も思ったが、今のMERRYの思いきった舵のきりっぷりは凄い。
今年11月で結成10周年に突入するというキャリアを持つバンドにとって、これまでのバンドのフォーマットやイメージに捕われない、ということは積み上げてきたものを失う可能性もあるわけで、それには相当の覚悟が必要だ。
奇抜さやトリッキーな部分も含めて魅力的だったMERRYだが、
今のバンドは余分な装飾を取り除き、どんどん本質の部分が露わになる方向に進んでいる。インタヴューのどの発言からも、ガラがかつてなく真正面からバンドや音楽に向き合っている、というのが滲み出るのが印象的だった。
今のMERRYの覚悟に迫ったインタヴューになったと思う。
ガラも終了後に「めちゃくちゃ濃い話をしてますね…」と言っていた。
bridge65号の発売は10/15。
写真も撮り下ろしてます!
そして今日は彼らのライヴが品川ステラボールで開催!
移籍後の彼らの新たな出発点とも言える今日のライヴ。新曲・旧曲含め、どんなバンドの姿が刻みつけられるのか。もの凄く楽しみ。(福島)