ときめいてください。
ロックンロール・アイドル＝THE BOHEMIANS、満を持してメジャーデビュー！

平田ぱんだ（Vo）
ビートりょう（G＆Cho）
星川ドントレットミーダウン（B＆Cho）
本間ドミノ先生（Key＆Cho）
チバ・オライリー（と無法の世界）a.k.aジャン（Dr＆Cho）
という山形出身の５人組。
この絶妙なネーミング・センス！　名前を並べるだけでわくわくしてくるのは私だけだろうか？

昨年５月、“おぉ！スザンナ”をきいて軽い中毒症状を起こし、うわ、山形のリバティーンズか!?と早速コラムで取り上げた。
そこからメンバーチェンジを経て、８月３１日メジャーデビュー。
次号JAPANではNEW COMERに登場だ。　
平田ぱんだとビートりょうにインタヴューを行なったが、予想以上に天然な妄想野郎で面白かった。

前作『I　WAS　JAPANESE　KINKS』というタイトルについて、
「イギリスの若者になめられたジジイ（といっても平田ぱんだの祖父ではなく妄想の中のジジイ）が、
『わしは日本のキンクスだったんじゃ！』と叫んだ苦し紛れの一言が、一瞬の輝きに変る瞬間」
の素晴らしさだと力説した。
ロックンロールの魅力を本当によくわかっている。

だけどアルバムを聴いた人から全然キンクスじゃない、と書き込まれ傷ついたそうだ。

デビューアルバム『憧れられたい』は８月３１日発売。
“夢と理想のフェスティバルに行きたい”“ガール女モーターサイクル”“FaFaFa（素敵じゃないか）”などキラーチューン満載だが、
タイムマシーンを発明した未来の俺（老人）が自分のもとにやってきて、これで世界征服しろと持ちかけるコミカルな寸劇“五人の若者劇場『タイムマシーン秘話』”もかなりツボ！
ときめいてください。
（井上）