FoZZtone、渡會将士にインタヴュー!

FoZZtone、渡會将士にインタヴュー!

FoZZtoneの新作『INNNER KINGDOM(内なる王国)』の世界観は底が知れない。

原始的で、エネルギーに満ちた野性味溢れるサウンドと、
そこで高らかに歌われる「人間の肉体」への圧倒的な賛美。

前作が『NEW WORLD』だったこと、全てを出し切った後の鬱状態、そして震災という、
あらゆるタイミングによって導かれた今作は、
対となるテーマに「精神」を掲げた DISC 2まで通して聴くことで 、その世界観は初めて完結する。

現在発売中の JAPAN8月号で掲載している渡會将士へのインタヴューでは、
なぜいま、肉体、精神というテーマに向き合ったのか?
そこで見えてくる渡會の「人間への想い」を訊いた。

しかし、このインタヴュー。
実は本誌に載せ切れなかった余談も多かった!
インタヴュー後に渡會は「どれだけ話が逸れるかを期待していた 」と明かしたが、
まさに、この作品が「人間の根源」に向き合わざるを得えないものであったがために、
ともすると抽象的な話になりがちで、少し具体的な例に話を踏み込むと、
思ってもいない方向へと話が広がったりした。

朝起きるのが辛い、学校に行きたくないっていう原因の8割方は気持ちの問題じゃなくてただの低血糖、とか。アメリカ人の間ではマッチョな消防士のカレンダーが売れてる、とか(笑)。

それは作品とは関係ないようで実は地続きの話なわけで。

つまり、『INNNER KINGDOM(内なる王国)』は、そういう作品なのだ。

肉体、精神、そして「人間のあり方」を問うと同時に、深く私たちの日常にも根付いている。
この作品を「底知れない」と言った理由はそれだ。

発売は来週 7月11日です!(秦)
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