今日の9mm、ちょっとヤバいくらいかっこよかった！
「ヴァンパイアガール！」のぶっとい大合唱を起こしたあと、
菅原は「残響祭も八年間もやってたら、渋谷の街に神輿が出るっていう(笑）」というボケで会場に爆笑をおこしつつ(ちょうど今日は渋谷でお祭りをやっているのだ)、音楽の力について真摯に語っていた。
そこからの、“Black Market Blues”“新しい光”“The Revolutionary”のキラーチューン連続投下！　絶頂につぐ絶頂、もう凄まじい盛り上がり。観ていて大興奮しつつ、もはやこの世の王者のようなステージングには感動すら覚えた。

トイレに寄ってから急いで別会場のmudy on the昨晩にむかったら、既に入場規制が！ 私は残念ながら入れなかったが、中の爆音＆オーディエンスの熱狂は外からでも分かるほどだった。

そしてメインステージに戻って、いよいよ大トリ。残響の河野社長が在籍するte'が登場！
超シンプルなドラムセットから繰り出される強靭なグルーヴ。カオティックに重なり合いながらも均整のとれた、唯一無二のギター＋ベース・アンサンブル。それが有無を言わせぬ音圧で体中にぶつかってくる！

「ありがとう！みんなで作り上げる感じがいいよね」と8年目の残響祭の感慨を語る社長。さらに
「みんなのことを思って新曲作りました！」
とリリース直前のニューアルバムから新曲も披露！(今日から先行配信とのこと)

轟音渦巻くインスト・バンド。だけどそのプレイには確かに「歌心」が宿っている――というte'の音楽には、やっぱりこのユニークなレーベルの礎を感じる。

アンコールでは、出演バンドのメンバーがこぞって舞台に乱入！ これぞ残響！というべきカオスな祭のクライマックスに(笑)。
いやあ、面白かった！

ちなみに、9月29日発売のJAPAN11月号には、9mmとte'のインタヴューを掲載します。お楽しみに！(福島)