HAPPY BIRTHDAY、大復活のワンマンを観た!

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火曜日、渋谷のO-EASTでHAPPY BIRTHDAYのワンマン「大感謝祭2013」を観た。
ハピバは、きさ(Vo・G)とあっこ(Dr)の女子2人組ガールズバンドで、ワンマンを観るのは個人的には2回めだけど、すげえ痛快で、予想外に感動的だった。
今年は、きさが喉を痛めて、バンド活動を一時休止していたふたりが10月に復帰してから2ヶ月。彼女たちの集大成と言えるライヴだったんじゃないか。

ワンマンは明後日に大阪でも開催されるので、細かいことは書きませんが、ライヴのテーマは「ブス」。
で、この日は「劇団ロ字ック」という劇団のメンバーもステージに招いて、芝居&ライヴが入り乱れるストーリー仕立てのステージになっている。

彼女たちがどういうスタンスで「ブス」という深遠なテーマと向き合っているのかは、このPVをぜひ観てほしい。



コンプレックスを負から正のエネルギーに転化するのはロックの基本的な構造だと思うけど、ハピバはそれを「女子」という記号の迷宮の中で、果敢にやり続けている。
それが、より普遍的なメロディや言葉と結びついた時に、さらにポップでタフなコミュニケーションに育っていく気配を僕は感じる。
この日、ふたりはきさの病気からの復帰に関して、大変だったとか苦労したとか、そういうことはひとことも言わなかった。
ただ、きさのアコギ弾き語りの新曲に、ここ半年のいろんな思いが滲んでいて、それがとてもよかった。
写真はフラッシュで目が光っちゃっててすいません。終演後のきさとあっこ。(松村)
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