デイヴ・グロール、フーファイの新作は「レディオヘッドみたいにしたくなかった」

デイヴ・グロール、フーファイの新作は「レディオヘッドみたいにしたくなかった」

デイヴ・グロールが待望のフー・ファイターズの新作の方向性についてビルボード誌に語っています。
http://www.billboard.com/articles/news/6099204/dave-grohl-talks-new-foo-fighters-album-hbo-series

「前作が成功したから、今回は、変なことをしてみる権利を得たと思ったんだ。だから、もし俺達がそうしたければ、クレイジーで、殺伐としたレディオヘッドみたいなアルバムを作って、みんなをびびらせることもできたと思う。だけど、『そりゃ、ありえねーな』って思い直しんだ」

その代わりに彼らが目指したのは、スタジアム・アンセム的なアルバムであったということ。

ただし、「俺達がこれまで得意としてきたように、巨大なサビでみんなを盛り上げるんじゃなくて、インストのど真ん中で盛り上がるような、そんな驚きのサウンドになっているんだ」「このアルバムのサウンドは、進化しているんだけど、間違いなくフー・ファイターズらしいサウンドになっているんだ」そう。

ご存知のように、アルバムは、アメリカの8都市のスタジオでレコーディング。シアトル、シカゴ、オースチン、ナッシュビル、ロス、ニューオリンズ、ニューヨーク、ワシントンDC。

各都市で、デイヴが、地元ミュージシャンにインタビューして、その曲のインスピレーションにしたということ。その過程は、HBOというTV局の番組のために収録されていて、アルバム発売時(11月ごろ)に放送予定。

デイヴはこの企画について、「『サウンドシティ』を作った後に、音楽とドキュメントを一緒にするのは、上手くいくと気付いたんだ。なぜなら物語がその曲に深みを与えて、感情的により深い結びつきを与えるから。だからもう一度それをやりたいと思ったんだけど、ひとつのスタジオに入るのではなくて、アメリカを横断することで物語を語りたかったんだ」と。

確かに素晴らしいアイディア!

内容的にも、結果アメリカのカルチャーの歴史をひもとくようなものとなり、
「なぜシカゴはブルースの中心都市だったのか?なぜナッシュビルはカントリーだったのか?なぜ最初のサイケデリック・バンド、Thirteenth Floor Elevatorsは、オースチンから誕生したのか?とかってね。マジでクレイジーだよ」。

各都市での参加ミュージシャンは、
オースチンが、ゲイリー・クラークJr. 、ナッシュビルは、ザック・ブラウン、カリフォルニアは、ジョー・ウォルシュだということ。さらにニューオリンズでは、Preservation Hall Jazz Bandと共演。Preservation Hallのドアが60年間開けられていなかったそうですが、それを開けて、ストリートにいる人達にもライブが見られるようにしたということ。中には、4世代に渡ってニューオリンズでミュージシャンをやっているメンバーもいたそうで、
「彼の家族は、1850年にここに来たんだぜ。それって、ミュージシャンの森の前に立っているようなもので、めちゃディープな体験だよ。まるで巨大な木でも目の前に見ているようで。マジ美しいんだよ。エピックだよ」とのことです。

壮大な思いが形になっていったこの新作、超楽しみです!!!!
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