今年復活するレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンだが、すでに発表されているコーチェラと数回のライブに加え、新たにフェス出演を発表した。そのうちのひとつが5月22〜24日にボストンで開催の「ボストン・コーリング」だ。
このフェスは元々フー・ファイターズとジョン・フルシアンテ復帰後のレッド・ホット・チリ・ペッパーズがヘッドライナーとして発表されていたが、それに加えてなんとレイジがヘッドライナーとは!! 時代はいつ? というような、強烈に90年代なラインナップとなった。
今時フェスのヘッドライナーにロック・バンドは珍しく、いても3日中1組が精一杯。ただ、ボストン・コーリングは元々ロック・バンド過多のフェスだった。ここに来て全日とは! しかも全部90年代とは強烈。ある世代の人には超嬉しい! 何より嬉しいのは、3バンドとも今だからこそ観たい理由がしっかりあることだ。
しかもよーくよーく見ると、その他のラインナップも良い。これはぜひ行きたい!
レイジは6月開催の「Firefly Music Festival」というフェスのヘッドライナーを務めることも同時に発表した。こちらはビリー・アイリッシュもヘッドライナー。レイジとビリー! 新旧のクールな本物アーティストで、これもいい並びだ。
ちなみに、ビリーは「Hangout Music Festival」ではレッチリとヘッドライナー。
パリのロラパルーザではパール・ジャムとヘッドライナー。
90年代お父さんバンドと一緒に、彼らの娘達がみんなファンだというビリーがヘッドライナーを務めるのが、今年のひとつのトレンドと言える。