『スター・トレック』

『スター・トレック』

アメリカのサマー・フェス戦線は、コーチェラをもって開始したが、
サマー・ムービー戦線は、先々週の『Xーメン』をもって
幕開けし、先週末今回した『スター・トレック』によって
本格的に始動。


今週、72.5ミリオンドルで1位を獲得した『スター・トレック』は
各メディアも絶賛!!
婚約者を初御披露目する形でプレミアに出席したトレント・レズナーも「J.J.エイブラムス(監督)は、俺をがっかりさせなかった」と納得だったよう。




私も公開日に観に行ったが、
昼間に行ったにも関わらず満員。
大半は男性で、そのうち半分くらいは大学生。
オタク色が強い感じでもなく、さすがアメリカのポップ・カルチャーを代表する作品という感じだが、誰もがワクワクしているのが
伝わってくるいい雰囲気。


例えば『ダークナイト』ほどカッティング・エッジな語り口なわけでもなく『アイアンマン』ほどヒューマンでもないとは思ったけど、
アメリカTV番組のアイコンに、どれだけの期待があったかと思うと、
最大公約数を満足させる作品に仕上げたのは偉業としか言いようがない。


映画界ではまだ大スターではない、
クリス・パイン(カーク)と、ザッカリー・クイント(スポック)を起用。そのふたりが対照的な役柄で、
甲乙付け難い素晴らしい演技を見せ、
特殊効果満載の大作に、人間味が生まれたのも重要だった気がする。
ショックだったのは、ウィノナ・ライダーの老け役か。
こんな形での復帰はどうなんだ……。


ちなみに、この記録は、『ダーク・ナイト』の158ミリオンドル、

『アイアンマン』の98ミリオンドルにはかなわないが、
評判も良いため、引き続きロングランになることが見込まれている。
また、『スター・トレック』は、IMAXでの上映では『ダーク・ナイト』を上回る。
アメリカでは、映像の質を上げ、料金を高く取れるIMAXや3Dにますます力が入れられている。
CDのボーナストラックやボックス・セットと似た考え方かも。


これから毎週夏の大作が公開されていく。
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