フライングしてしまいました。まだ取材について
書いてはいけないことになっていたのです(汗)。
生殺しみたいですいません!
しばしお待ちを。
というわけで、シアトル。いい街です。
改めて言うまでもなく音楽史にとっても
アメリカのコーヒー文化にとっても重要な場所。
私は遠い親戚が住んでいるので
取材も含めてこれまで5、6回来たことがあるのですが
もしNY以外のアメリカに引っ越しするとしたら、
2番目がサンフラシスコ、3番目がシアトルかもです。
フリートフォクシズのロビンもRO最新号のインタビューで
言っていましたが、理想主義の街でありつつ、アメリカの終わりに位置するこの街。
学歴も高く25歳以上の市民の53%が大卒。しかしNYのように
高層ビルが建ち並ぶわけではなく、世界遺産に指定される国立公園があり
海、切り立つ山、深い森に圧倒される、知性/文明と威厳のある大自然が共存する、不思議な感覚に陥る街です。
今回は幸い晴れていたのだけど、普通は雨が多くて、雲が大きく低いので
常に気分が落ち込む哀しい街でもあります。が、でもだから落ち着くのです。
ロビンは、シアトルから車で2、3時間のところに家を借りてスタジオを作り
そこで最新作のレコーディングをすると言っていました。
森の中なのかなあ。
あ、そういえば、マリナーズのベースでもありますね。取材が終わった後に
バンドのマネージャーが持ってらっしゃるという年間シート。しかも選手と話せるくらいのすっごいいい席があまってるから行きませんか?と言われたのだけど
まるで興味がなかったのと、緊張のあまり朝から一日何も食べてなくてヘトヘトだったのでいいです、と即断ってしまった。今思えば、行ってイチロウに話しかけてくればよかったです(笑)。