ジュリアン・カサブランカスが、ソロ・アルバムについてローリング・ストーン誌でもインタビューを受けている。
それによると、
●3年間の活動休止について「ツアーをとにかく永遠にやっていたから、ちょっとした問題があった」「と言っても、何かドラマチックなことが起きたわけじゃないんだ。ただお互い少し距離を置く必要があった」
●新作にはストロークスでは使われていないドラムマシーン、シンセ、ヴァイオリンなどが使われていることについて「ストロークスで新しい楽器を導入するのは、シットコムに新しいキャラクターが登場するようなもの(くらいでかいことになってしまう)」「このCDでは、自分がやりたいことはすべてできた」
●”Out of the Blue"粉川編集長もブログで聴いたと書いていた1曲。アルバムの中でも際立った、ラヴ・ソングとのこと。歌詞は「I'm going to hell in a leather jacket/At least I'll be in another world while you're pissing on my casket" と出て来るそうで、とりあえず聴いてない身としてはどこかラヴ・ソングの歌詞なんだかイマイチわかりません(笑)。
●アルバム・タイトルはオスカー・ワイルドのエッセー”Phrases and Philosophies for the Use of the Young"にインスパイアされたのだそう。「オスカー・ワイルドは人間がいかに表面的なのかってことについて笑うような内容だったけど、僕は傲慢さとかいかに先が見えていないのか、ってことについて書いたんだ」
●ジュリアンはこの作品のツアーを行う予定で、そのツアー・メンバーとしてニックも参加するよう。「バンド・メンバーもみんなこのプロジェクトにはエキサイトしてくれているようなんだ。それがすごく嬉しい」「今のところ順調だよ。まだ何が起きるかわからないけどね」
すでに発表されているように8月31日、日本で記念すべきジュリアン初のソロ・ライヴが行われる。これには世界中のメディアが注目するはず!超うらやましいです!日本の皆さんラッキー!しかもその前に東京にオープンするセレクト・ショップ、オープニング・セレモニーのオープニングに合わせて29日にVIPライヴもする、とアメリカのメディアが伝えています。