LADY GAGA恒例TIME誌の選ぶ世界で最も影響力のある人1位か?!

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TIME誌が毎年選ぶ”世界で最も影響力のある人”リスト……に読者投票枠があるなんて知ってましたか?昨日まで知りませんでした。実は昨日見た時は投票数の1位はLADY GAGAだったんです。で、それをブログに書こうと今開いたら、ありゃ、ユナ・キムが1位になってる。国を挙げて投票しているんじゃ?または熱狂的なファンが多いからか?3位のRAINも。ま、いんですが。
http://www.time.com/time/specials/packages/article/0,28804,1972075_1976159,00.html


ちょっと前に発売されたニューヨーク誌の表紙がガガの子供の時の写真。子供の時の写真が表紙になったら、スーパースターの証しか?マドンナもこういう写真出ましたよね。それを彷彿とさせます。同じイタリア系だし。黒髪でちょっと似てます。ブロンドにして売れたところも似てるのか。しかし、このテキストには、いかにマドンナとガガが決定的に違うのかから、「この少女がガガになるまで」という”ポップスター”ガガのできるまでが描かれていて、ガガについていまだ学習中の私にはかなり読み応えあり。


以前このブログでも書きましたが、ガガがほとんど素みたいな顔でコスモポリタンの表紙を飾っている写真をニューススタンドで見た時、その他きらびやかな表紙の中で、これ、だれだっけ?とやけに貧相に見えたのを強烈に覚えています。この記事には、つまりポップスターとしてはかわいくなかった彼女が、それをどうやって可能にしてみせたのかも書いてありました。主に学習と努力の成果なんですが。アンディ・ウォーホルの本を読んでそれをバイブルにしたり。猛烈なダイエットをしたり。これは昔もどこかで読みましたが、無名の時、って言っても最近の07年ですが、ロラパルーザに出て、誰かがステージに向かって『エイミー・ワインハウス!』と叫び、それはまずいと思ったレーベルが、髪をブロンドに染めるように言ったら、翌日には染めてきた話とか。いまだに海外に行くと美術館で、何時間も過ごすそうだし。”ポップスター”とはつまり、作り物ではあるんだけど、彼女の場合は、セルフメイド。つまりあなたにもなれるということ?


さらに、この記事では、ニューヨーカーというのはLAの口だけのワナビーと違って、一旦世界の頂点に立つと決めたなら絶対にそれをやり遂げようとするものだ、ということと、自分のポップスターとしての寿命が15分なのは分かっているので、せめてその一瞬の中で、観客が夢を生きられる瞬間を与えたい、という発言もしています。しかも、Facebookで、Youtubeで、”ポップスター”なんてものはもう絶対に生まれないとその幻想が崩壊したと思った瞬間にガガが、世界一のポップスターを創り上げてみせたということにも意味があるのかも?しかし、この強烈な野心の源は一体何なんだろうか?


そういえば、売れるまでは私の家の近所に住んでいたよう。マンハッタンで一番安いからと(笑)。はい、その通りです。でも、ストロークス以降この地域の子達の格好がスリムジーンズ、コンバースになっていった中で、彼女はきっとクールじゃなかっただろうなあとも。近所のヘヴィメタバーに通っていたらしいし、見かけた覚えはまったくないし。


そして。もう売り切れてるようですが、今週4月14日から来日公演開始ですね。アメリカでのツアーは、妥協を許さないセットのためなんと3億円の赤字だったようです。本当に身を削っています。日本にはそれは全部は持って行けなかったとの噂ですが、もちろん十分見応えのある内容になるはず。
http://www.creativeman.co.jp/artist/2010/04ladygaga/


ちなみにTIME誌の結果発表号は、4月29日に発売とのことです。
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