マムフォード&サンズ、グラミー賞効果で全米チャート1位に返り咲き

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マムフォード&サンズは与えられたチャンスを確実にものにしていくタイプのバンドである。2月10日に行われたグラミー賞でパフォーマンスを披露し、さらに、Album of the Yearを獲得。『バベル』の売り上げが、前の週に比べて242%上昇し、最新全米チャートの1位に返り咲いたのだ。『ローリング・ストーン』誌が報じている。
http://www.rollingstone.com/music/news/on-the-charts-mumford-sons-lead-post-grammy-bounce-20130220?utm_source=dailynewsletter&utm_medium=email&utm_campaign=newsletter

そもそも、彼らがアメリカで大ブレイクするきっかけとなったのも、2011年グラミー賞でボブ・ディランのバックバンドとして共演したことだった。映像はこれ。
http://vimeo.com/20567315

確かにボブ・ディランとの共演は特別だが、しかし、昨今のグラミー賞は、受賞よりも、どれだけパフォーマンスを詰め込むのかが売りになっているので、簡単に忘れられる可能性だって大だった。それに、例えばLady Gagaのようなド派手なセットや衣装で出演する人達とも一緒になって映る訳だし。

しかし彼らには常に、そんな数分の出演から、CDを買いに走らせてしまうような(またはクリックさせる)拒否し難い熱がある。それで着実にファンを増やし、去年アメリカで最も売れたロック・バンドにまでなってしまった。

ちなみに、グラミー賞のTV放送は、去年ホイットニー・ヒューストンが亡くなった直後の放送の際、史上最高の視聴率を獲得したそうだが、今年は1993年以来2番目に高い視聴率だったということ。

またその他グラミー賞で順位を上げたのは、

2位『2013 Grammy Nominees』(11位から2位へ)
3位Bruno Mars 『Unorthdox Jukebox』(8位から3位へ)
4位Taylor Swift 『Red』(12位から4位へ)
7位fun. 『Some Nights』(14位から7位へ)

シングルでは、Rihannaの"Stay”が、25位から2位へ。

実は、グラミー賞後すぐに行われたマムフォード&サンズの2万人大合唱のアリーナ・ライブを観て来たので、それは最新号のロッキング・オンでレポートさせていただきます!
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