水曜日のカンパネラ、全開! ツアー初日の赤坂BLITZを観た

水曜日のカンパネラ、全開! ツアー初日の赤坂BLITZを観た

どこまでも自由で制御不能で、キュートなのにヤバいくらいにパワー放射しまくりで、傍観を許さず全員共犯にしてしまう誘引力。アート感覚もストリート感も全部まとめてポップの彼方へぶん投げる、眩しいくらいの存在感。水曜日のカンパネラのワンマンツアー「ジパング」初日・赤坂BLITZにあったのは、まさにそんなライヴ空間だった。

開場の大幅な遅れによって開演が45分押しとなり、序盤にコムアイ本人がお立ち台に手をついて陳謝する場面もあったが、そんなシーンもあっさりリセットするアグレッシブなアクトを展開。アルバム『ジパング』でも聴かせたフリーフォームなラップ/ヴォーカルスタイルはもちろんのこと、自身のキャラも情熱も裏事情も全部開けっ広げにしながら、ステージのみならずフロアも2階席も自分の舞台に変えるようなパフォーマンスで会場丸ごと沸かせまくる姿には胸が熱くなった。

まだツアー初日だが「セットリスト掲載OK」とのことなので、曲目含め詳細は後日ライヴレポートに書きます。お楽しみに。(高橋智樹)
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