【速報】a flood of circle、「ロックンロールと闘うロックンロール」の10年史を新木場ワンマンに見た

【速報】a flood of circle、「ロックンロールと闘うロックンロール」の10年史を新木場ワンマンに見た

とんでもない密度と熱量でフロア一面に突き上がる歓喜とシンガロング! ワンマンツアーとしては2年ぶりとなる、a flood of circleの10周年記念ツアー「AFOC 10th Anniversary “THE BLUE TOUR -青く塗れ!-”」のセミファイナル、新木場スタジオコースト。最高だった。

「10年間ブルースとロックンロールしかやってこなかったよ!」と佐々木亮介はMCで言っていたけど、音楽的に見ればAFOCは、音楽スタイルとしてのロックンロールに甘えたりすがったりすることなく、次々に新しい要素を持ち込みながら冒険を繰り返し、それによってロックンロールの核心に迫ってきたバンドだ。「ロックンロールと闘い続けてきたロックンロールバンド」と言い換えてもいい。

度重なるメンバーチェンジも含め困難に満ちた道程をしかし、AFOCは真っ直ぐに突き進んできたし、そんなバンドヒストリーをこの日の彼らはオールキャリア的な選曲と渾身の爆演に凝縮してみせた。現在のサポートギタリスト=爆弾ジョニー・キョウスケも、佐々木/渡邊一丘/HISAYOのサウンドと真っ向から渡り合うだけでなく、打ち上げ含めメンバーさながらのギア噛み合わせっぷりを見せているようで、そんな4人の一枚岩感がAFOCのロックンロールに途方もない開放感を与えていたのも嬉しかった。

ライブ中には「ほんの数分の曲を録るために30時間かけてロンドン行ってきた」という新曲も披露。伸びやかに、ダイナミックに「その先」を指し示す、まったく新しいAFOCサウンドの名曲だった。ワンマンツアーの後も対バン含め楽しい企みが目白押しらしい。AFOC10周年イヤー、まだまだ目が離せない。(高橋智樹)
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする