植田真梨恵の変革の季節とニューシングル『夢のパレード』に迫る!
2016.09.26 19:30
JAPAN編集部のブログでも触れられていた(http://ro69.jp/blog/japan/146134)7月の赤坂BLITZワンマンが2時間丸々ゾーン入りっ放しの名演で衝撃を受けた自分は、先日のROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016の3日目・HILLSIDE STAGEでの彼女のアクトを、WING TENTのクイックレポートの合間を縫って観に行った。
タイムテーブルの関係上2曲しか観れなかったけど、その中でもシングル曲“ふれたら消えてしまう”は、自分自身の思考よりも瞬間的な感覚に身を委ねて伸びやかに歌う今の彼女のモードそのもので、やっぱり最高だった。
植田真梨恵という人は、こんがらがった気持ちを懸命に丹念に解きほぐして歌を通して説明してきたし、“わかんないのはいやだ”はまさにそんな彼女の象徴とも言える曲だ。が、『わかんないのはいやだ』『スペクタクル』『ふれたら消えてしまう』とシングルを重ねる中で、個人・植田真梨恵の思考をミュージシャン・植田真梨恵が追い越していくような、スリリングで爽快な空気感が生まれつつある。
で、前述のBLITZ公演でも披露されていたニューシングル『夢のパレード』(10月12日リリース)もまさにそういう曲だ、という話を彼女とじっくり語り合ってきた。
1年強の間に立て続けに生み出してきたシングル4枚のタイミングで取材を重ねてきたけど、今回の発言が一番、彼女の「今」の変化をリアルに感じられるものになっていると思う。インタビューは2016年9月30日(金)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』11月号に掲載!(高橋智樹)