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そんな号に掲載されているのが、フジにもサマソニにも出演しなかったが、ちょうどフェス・シーズンに来日していたエド・シーランのインタヴュー。
ソールドアウトの新木場STUDIO COAST公演の直前、楽屋で行ったこの取材、面白いのは、インタヴュアーが弊誌のヒップホップ番長の高見展だったこと。
そのためエド・シーランのルーツにある“ヒップホップ愛”が伝わってくる内容になっていて興味深い。
どうやら敬愛するダミアン・ライスなどにはまる前、9歳の頃、最初に好きになったのは当時大流行していたエミネムだったらしくて、そこからジェイZやカニエ・ウェストなどのヒップホップ、さらにリンプ・ビズキットやリンキン・パークなどのロックに広まっていたのが音楽的なルーツとのこと。
それからシンガー・ソングライターの魅力に開眼するわけだが、その間もずっとエミネムだけはずっと聴き続けてきたらしい。
そんなエド・シーランのヒップホップ愛がもっともわかりやすく出ているのが、最新作『x(マルティプライ)』に収録されている"Take It Back"だろう。
実際にこの曲をSTUDIO COASTで披露したとき、彼の完璧なフロウはかなり鳥肌モノだった。