現在発売中のロッキング・オン2月号では、クイーン:ブライアン・メイのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「フレディは、あれだけのことを抱えていても、いつだってものすごく前向きだった。
今回もう一度セッションを思い出していく中で、それも僕がすごく胸を打たれた部分だったんだ」
ブライアン・メイは「80年代のクイーンのアルバムで一番まとまりのある作品」という――そのアルバム『ザ・ミラクル』を、オリジナルリリース以来33年を経た今、ロックレジェンドたちがリイシューしようと決めた理由は何なのか、ここで彼が明かしてくれている。
86年、『カインド・オブ・マジック』の大規模サポートツアーに入ったクイーンは、いつもの彼らになっていた――豪華華麗な輝きを放つ、変わらぬ彼らに見えた。だがフレディ・マーキュリーとの最後のライブパフォーマンスとなる86年ネブワース・パーク公演を迎える頃、クイーンは岐路に立たされていた。
フレディは命に関わる宣告に苦悶し、ギタリストのブライアン・メイは個人的な問題を抱えて闘っていた。そうしたことから、常にグループとして動いていたクイーンが、実に2年近くも活動停止状態に陥っていたのである。
だが88年初め、雲が切れて晴れ間が覗く。そしてクイーンは――いつもの彼らに戻り――ポジティブな楽観性と、それまで積み重ねてきた自分たちのレガシーを思い出しながら再び集まった。何が出てくるか予想できない中で、フレディとブライアンは断固たる決意を固め、ベーシストのジョン・ディーコン、ドラマーのロジャー・テイラーとオリンピック・スタジオに集まりセッションを開始する。その結果生まれたのが89年の『ザ・ミラクル』だった。
(以下、本誌記事へ続く)
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