【今月の気になるあいつ】 ジ・エイシズ
クリスタル(Vo/G)とアリサ(Dr)のラミレス姉妹、マッケンナ・ペティー(B)、ケイティー・ヘンダーソン(Vo/G)による米ユタ州出身の4人組ポップロックバンド。16年にデビューし、5セカンズ・オブ・サマーのツアーなどにも帯同し知名度を上げていく。3rdアルバム『I’ve Loved You For So Long』を23年6月にリリース。同年11月に待望の初来日を果たす。現在発売中のロッキング・オン2月号では、「気になるあいつ」にてジ・エイシズを掲載しています。本記事の一部をご紹介。
●ロッキング・オン初登場ということで、バンドの結成から教えてください。元々、姉妹はバンドを組もうと思い楽器を始めたのでしょうか?
クリスタル「兄がギターを弾いてて、地元の音楽シーンでメタルとかパンクのバンドをやっていて。ウチの家族は教会に足繁く通ってて、その教会が歌とピアノに力を入れているところだったからピアノはもう飽きちゃって(笑)。それを母に言ったら、ピアノは弾かなくていいから何か別の楽器をやるか趣味を見つけるかしなさいって提案されて、じゃあ私は歌とギターがやりたい、妹はドラムがいいってなった。だからかなり早いうちからバンドを始めるというアイデアに夢中だった。どうしてそんなにやりたいと思ったのか自分でもよく分からないんだけどね。とにかくそこからひたすら練習するようになって、ベースのマッケンナが入って。ちなみに彼女とは学校が一緒で6歳くらいから知っていて、一緒にバンドを始めたのが11歳とか。3人で4年くらいやって、その頃はThe Blue Acesってバンド名だった。それから中学の頃、13か14歳の時にケイティーと出会って……4人になって19歳くらいまでBlue Acesとしてやっていて。その後今から8年前とかにThe Acesになり、21歳からプロとしてレッド・ブル・レコード所属でやってきて今に至る。これが天職だと思っているし、バンドは自分のすごく大きな部分を占めているよ」
●当時、姉妹で共通して好きだったバンドは?
クリスタル「もう色々だけど……まずアリサと私はウチの両親がかけている音楽を聴いて育った。アメリカのディスコミュージック……アース・ウインド&ファイアーとかコモドアーズとかポインター・シスターズとか。あとはマイケル・ジャクソンとかホイットニー・ヒューストンとか、そういう超ビッグなポップスターも。そういうものを聴いて、メロディーの書き方も学んだ。その後ちょっと成長して、兄から教えてもらったビートルズとかジミ・ヘンドリックスといったロック寄りの音楽を聴くようになって。そしてティーンエイジャーの頃にパラモアにどハマり」
(以下、本誌記事へ続く)
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