現在発売中のロッキング・オン12月号では、ザ・ラスト・ディナー・パーティーのインタビューを掲載! 以下、本インタビューの冒頭部分より。
「基本的には延々とザ・ローリング・ストーンズとザ・ビートルズを聴いてた(笑)。そういう意味ではかなり伝統的でわたしたちが大好きな60年代、70年代初期くらいのロックの流派になるのかもしれない」(アビゲイル・モリス)
●前作の大成功は、プレッシャーにはならなかったですか?
アビゲイル「若干あったかもしれないけど曲作りを邪魔するほどではなかった。幸いなことに、曲作りはバンドだけの領域にすることができて、喜ばせる必要がある相手、感動させる相手はお互いだけでよかったし、だから『また“ナッシング・マターズ”みたいな曲を書かなきゃ』とか『ピッチフォークの評価はどうなる』とか考えることもなかったし、制作過程はすごく守られていて、ひたすらクリエイティブになってすべてを出し切れる環境だった」
●前作と比べて意図的にせよ偶然にせよ変わったレコーディングのアプローチはありましたか?
アビゲイル「“セカンド・ベスト”は前作からかなりアプローチが変わった曲じゃないかと思う。1stはほとんどわたしが曲を持ち込んで全員で仕上げていくというやり方だったけど、この曲はもっと、グループとして作ったものになっていて。まずエミリーとリジーが曲の出だしを作って、わたしとジョージアとオーロラも手を加えていって、そうやって2年間みんなで足したり引いたりしながら組み立てていったの。だからそれまでとはかなり違う感じがしたし、歌詞にしてもわたしとリジーとエミリーが別々の部分を書いて、それは今までにはないやり方で、言わばグループリリックになっていて、それも新しかったしね」
(以下、本誌記事へ続く)
ザ・ラスト・ディナー・パーティーの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』12月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
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