タイトルの発言は、大好評をいただいている絶賛発売中の最新号、
SIGHT53号の飯田哲也氏のインタヴューから。

東日本大震災があり、同時に福島第一原発事故があり、
ほとんどの日本国民は、電力の在り方について考えさせられ、
この国の在り方について考えさせられたわけだが、
再生可能エネルギーの推進に長年取り組んできた飯田氏によれば、
脱原発を成し遂げるのは、そんなに簡単なものではないという。

如何に電力会社や原発推進派との対話が論理的なものではなく、
違うバックグラウンドを持つものだったか。
知事選も含めた自身の経験を交えながらインタヴューの中で語ってくれている。

復興予算の流用・便乗問題が話題となっているが、
その内容のあまりのひどさを目の当たりにすると、
飯田氏のタイトルの発言は決して大袈裟ではないと思う。

SIGHT53号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/73308

（古川琢也）