今回の選挙は「原発選挙」になっていたら面白かったと思う

今回の選挙は「原発選挙」になっていたら面白かったと思う

これは、SIGHT最新号にご登場いただいている、元外務省国際情報局長・孫崎享さんの発言。

先の選挙は、領土、TPP、原発、景気などの論点だけでなく政党まで乱立したため、有権者も投票するべき党が分からないといった状況を生んでいたが、孫崎氏はだからこそ「日本の進むべき価値観を問う」シンプルな、つまり原発の是非を問う選挙が望ましかったと語っている。

大企業中心の経済優先か、一般市民の生命優先か。今後の日本の基本指針が自ずと決定付けられていくような分かりやすい選挙を期待したかったが、混乱状態のまま投票が行なわれた結果、事態は「低投票率→自民党の大勝」という形で収束。孫崎氏は「今までで一番真っ暗な選挙。ごまかしの選択しかさせられない」と論じている。

最新号SIGHT 54号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/76299
(小池清彦)
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