フジロックで初来日を果たすモンゴルのロックバンド、THE HUにインタビューしました!新アルバムの制作秘話から日本への熱い思いまで――ロッキング・オン9月号に掲載します!

フジロックで初来日を果たすモンゴルのロックバンド、THE HUにインタビューしました!新アルバムの制作秘話から日本への熱い思いまで――ロッキング・オン9月号に掲載します! - pic by ENKHBAT NYAMKHISHIGpic by ENKHBAT NYAMKHISHIG

モンゴリアンロックの開拓者としてその名を世界に広めつつあるTHE HU(ザ・フー)。彼らの第2作『Rumble of Thunder』が9月2日に発売される。これに先駆けロッキングオン9月号では、バンドのフロントマンであるガラの最新インタビューを掲載。前作『The Gereg』では母国の伝統楽器を導入するのみならず歴史的背景まで反映させながら独自の音楽スタイルを打ち出していた彼らだが、新作では勇壮でドラマティックな世界観がさらなるスケールアップを遂げており、その進化の秘密を彼自身が解き明かしてくれている。

そのスケール感の大きさを象徴しているのが同作からの先行シングルとなっている“Black Thunder”のビデオ・クリップだ。はっきり言って、ほぼ映画である。撮影はかなり過酷なものだったようで、ガラは次のように話している。

「モハーヴェ砂漠で撮影したんだ。しかもたった1日でね。コーチェラに出演した3日後のことだった。スケジュール的に過酷だったばかりじゃなく、灼熱で、電波やWi-Fiが一切入らないという環境。生まれてこのかた剣なんて手にしたこともなかったけど、素人ながら殺陣にも挑戦した。役作りのためにちゃんと自主練もしてね(笑)。そうした苦労も含めて本当に特別な映像になったと思う。しかもこれはパート1に過ぎないから、この先の展開もお楽しみに」


彼に話を聞いたのは、フジロックに出演のため彼らが日本初上陸を果たすことになる少し前のこと。そもそもは2020年の春に単独公演での初来日が決まっていたわけだが、パンデミックの影響でそれが延期の末に中止となったことは、彼らにとってだいぶショックが大きかったようだ。それだけに今回ようやく実現となった日本での初ライブに向けては相当に気合が入っている様子。ただ、フジロック出演の直後にはオーストラリアに飛ぶことになっており「今回は滞在期間が短いのが残念。以前そっちに行ったことがある俺は日本の食事がいかに美味いかを知っているから、とにかく滞在中に何か美味いものを食べられることを願っているよ」とも語っていた。そんな彼の現実的な希望が叶っていますように。そして、アルバムの発売と9月号に掲載のインタビューをお楽しみに。(増田勇一)



THE HUのインタビューは8月5日(金)発売のロッキング・オン9月号に掲載します

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