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オーロラのように繊細に広がっていくファルセットボイスと神秘的な鍵盤が交錯し、高揚感を掻き立てるイントロ。《昔のようにパッションで／立ち上がれなくなったわ／遠い夢ばかりさ》とネガティブな気持ちを吐露したと思ったら、躍動的なビートが入ると同時に《だけど Dance Dance Dance 鮮やかに／踊りだす 感情は美しい》と歌い、音と言葉でダンスを促し、一気に気分を上昇させる。華やかなストリングスが舞う中、矢継ぎ早に言葉をスピットするラップパートも投入。そのままありふれた日々を輝かせていく。“NIGHT DANCER”で各国を踊らせたimaseならではの自然と体を動かしたくなるメロディがフックになったダンスチューン。今作のアレンジを手がけたのはESME MORI。“NIGHT DANCER”以来のタッグだ。本人もカメオ出演している「ANESSA Global Campaign」キャンペーンソングであり、そんなところからも私たちの日常にimaseの伸びやかなクリエイティブが浸食していることを感じる。（小松香里）
（『ROCKIN'ON JAPAN』2024年5月号より抜粋）
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